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高齢者でも子供でも無く働き盛りが課題。中年フリーターについて [労働]

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30~40代のいわゆる働き盛りと言われる中年世代のフリーターに関する記事です。

【参考記事】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151226-00504429-shincho-soci


記事にあるように、働き盛り世代が満足に収入を得ることができず、貯蓄が無いことはもちろん、年金や健康保険の未払いなどが横行すれば、巡り巡って将来の生活保護受給者となりうることは容易に想像でき、社会保障の国民負担増が懸念されます。

フリーターというと、どうしても腰掛け的な一時雇用というイメージがつきまとい、待遇もそれに応じたものとなりがちです。しかし、フリーターが単なる腰掛けではなく、現代の労働市場を支えている存在であることは、もはや疑い得ません。

期限の定めの無い正社員化を促進するのは一つの案でしょう。加えて、フリーターであっても、経験や責任が重い職務につかせる道を開いたり、その際にこれまでの賃金体系よりも高額の賃金を確保したり、そのためのキャリアステップを企業が示したりすることは、可能ではないでしょうか。

20~40代、50代くらいまでの人々は、子どもや高齢者と比べ、どうしても、政治的な配慮がされにくい層だと思います。自己責任や個人の努力不足を指摘するのは簡単ですが、その影響が社会全体にわたることを考えると、政治的な介入が必要な場面でしょう。

実際、働き盛りの世代の収入を確保することは、結婚や子育て、そして高齢者介護を担う現役層を分厚くすることであり、少子高齢化の悪影響を緩和することになるはずです。また、労働者としての経験もあり、国として投資しても、即効性が見られる分野ではないでしょうか。働き盛りの層が稼ぐ力をつけるためのスキームを、政治的、政策的に支援することは急務だと思います。



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