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10年間で1000人以上!消えた子ども達について [その他]

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貧困やネグレクトなどの虐待によって、社会との接点を失い、所在不明となった子ども達の調査を紹介した記事です。

【参考】
http://blogos.com/article/151003/?p=1

集計の結果、10年間で、「消えた」子ども達は1000人超。しかも、保護施設に対する任意のアンケート調査のため、実際はさらに多くの子ども達が「消えた」ことが想定されます。人数の多さも驚きもですが、明らかにネグレクトを受けた子ども達が保護されたときの個々の状況は、ただただ痛ましいという他はありません。

親や保護者に第一義的な責任があるのは当然ですし、場合によっては、法的な責任を追及されるべきでしょう。しかし、ただ彼らの無責任を指摘するだけでは、子ども達の「消失」を防ぐことは出来ないと思います。子どもが社会的な接点を喪失する前提として、親や保護者も助けを求める先が分からず、社会から孤立してしまったケースが多いのではないでしょうか。

公的機関をはじめ、子育てに対する相談窓口のアクセスの利便性を政策として高めるとともに、自分の身の周りの人々が子育てで困っていそうなら、積極的に相談に乗ってあげることが重要なのでしょう。

少子高齢化が進む日本では、すでに生まれ育っている子ども達の健全な成長は、人道的な理由はもちろん、経済全体にとっても貴重な存在のはずです。中長期的な少子化対策に加え今存在している子ども達の育成環境を整備することは、緊急性の高い施策だと思います。



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