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米国が石炭火力に決別?日本への影響は・・・ [国際]

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米国のエネルギー政策に関するニュースです。

【参考ニュース】
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/mainichi-20151224k0000m020092000c.html

地球温暖化の原因とされる温室効果ガス(特にCO2)削減のために、石炭火力発電への規制を強化しようとするオバマ大統領ですが、石炭事業者やエネルギーで石炭火力への依存度が大きい地域からの反発は大きく、規制強化が実現できるかは未知数です。

石炭火力は、石油や天然ガスと比べ安価なエネルギー源として、新興国はもちろん米国でも積極的に活用されています(米国で約4割)。ただ、最新鋭の発電機器であっても、発電量あたり天然ガスの約2倍のCO2を排出するほか、CO2以外の大気汚染による健康被害や、石炭採掘自体に伴う事故など、環境その他の点から問題は少なくありません。

大統領の意図の背景には、原油価格の歴史的な低下や、米国内でのシェールガス採掘強化への自信があるのでしょう。

化石燃料を他国に依存する日本ですが、原発事故以降、石炭火力発電が見直されつつあります。単なる石炭回帰ではなく、温暖化や大気汚染のリスクやその対策を踏まえた上で、エネルギーの組み合わせを考えなければならないと思います。



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