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太閤立志伝Ⅴ、楽しさと、現実の人生 [その他]

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PS5が喧伝される今日この頃、敢えて、久しぶりに、PS2の『太閤立志伝Ⅴ』をやってみる。このゲームでは、戦国時代の人物一人を選び、様々な分野でのトップを目指すもの。

武将として天下統一を目指すもよし、剣豪として最強の武を目指すもよし、商人として全国の商業圏を牛耳ってもよし、忍者となって裏社会を支配してもよく、海賊で海を統べるのもあり。

また、鍛冶屋として究極の武具作成に打ち込むのも可能だし、医者として人々を病から救うのを生きがいにすることもできるし、茶人として名声を得るのも一興。剣豪として天下一を目指すのだってありだ。

しかも、上記の組み合わせによっては掛け持ちもできる。素浪人から天下統一も目指せるし、やりようによっては、大名から気ままな浪人暮らしも楽しむことができる。非常に自由度の高いゲームであり、まあ、端的に言って名作なのである。

ちなみにそのとき選んだのは、1554年スタートで、木下小一郎。後の豊臣秀長ですな。ただこの時点では、尾張出身の15歳、何の肩書きも無い少年に過ぎない。

何はともあれお金を稼がないとしょうがないので、まずは交易品の売買でお金を稼ぎやすい商人になるべく、町の酒場や市で依頼される簡単な仕事で得たお金をため、主人に贈り物などで取り入り、商店に就職する。

主人の命令をこなしつつ、後に役立つ技能の訓練をする。価格交渉に必要なそろばんや弁論を鍛えるのは必須だろう。交易品の売買で出会う盗賊に襲われた時のために、剣術もやっておきたい。海路を移動することも多いので、水軍技能も欲しい。変わったところでは、他の人物の好意を得る手段として、茶道などもたしなんでおこう。

史実では、秀吉に仕え、豊臣政権No.2の座を確保した小一郎だが、今回のプレーではまだ決めていない。商人で天下をとってもよいし、他の活動で名声を得て、大名にスカウトされ、武将を目指すのも悪くない。それこそ、兄の藤吉郎に仕えてもよかろう。

ともあれ、お金をためていろんなスキルを身に着けておき、名声を高めていけば、いかようにも、つぶしは利くことになるはずだ・・・って。

これって、現実の人生と同じなんだよな。

ゲームでは理解できるのに、自分の人生では、なぜか、そんな当たり前のこともできてないことに気づかされる。現実の人生が立身出世からほど遠い中年の身の上、せめて、ゲームの中でくらいは、活躍していたいと思っても罪は無いのではなかろうか。

やんぬるかな、なんである。




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