コンビニの生産性向上なるか?自動レジ実証実験 [経済]
スポンサーリンク
ローソンとパナソニックが無人レジの実用化に向けた実証実験をスタートさせるとのこと。
記事によれば、2017年後半には、十数店舗に導入予定だそうですが、課題は未だ高額の電子タグ。もっとも、電子タグが普及すればスケールメリットでその価格を下げることができるため、両社は他の小売業界にも積極的な利用を呼びかける模様です。
個人的には、電子レジによるコンビニ店員の省力化が約10%に過ぎないということに、やや驚きました。もちろん、10%の省力化は全国チェーンを考えれば大きなものですが、従業員頼みというコンビニ、ひいては小売業の構造は、当面続くことになりそうです。
少子高齢化を見越した労働力の不足に対し、一つには、技能実習制度の拡充などをはじめとした、外国人労働者の積極的な受け入れが考えられています。しかし、外国人労働者、特に低賃金労働者の受け入れ拡大は、治安悪化などの懸念があり、ドイツにおけるトルコ人労働者の例を見ても、慎重に考えるべきだと思います。
むしろ、テクノロジーを通じ、少ない人数でも回せる仕組みを作り、従業員一人当たりの売上を伸ばすとともに、その一部を給与に反映させることで、経済の好循環を作るべきでしょう。小売業界以外でも、省力化のための積極的な設備投資とそれを後押しする仕組みが必要なのかもしれません。
【参考記事】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ12I6N_S6A211C1TI5000/?dg=1
スポンサーリンク
ローソンとパナソニックが無人レジの実用化に向けた実証実験をスタートさせるとのこと。
記事によれば、2017年後半には、十数店舗に導入予定だそうですが、課題は未だ高額の電子タグ。もっとも、電子タグが普及すればスケールメリットでその価格を下げることができるため、両社は他の小売業界にも積極的な利用を呼びかける模様です。
個人的には、電子レジによるコンビニ店員の省力化が約10%に過ぎないということに、やや驚きました。もちろん、10%の省力化は全国チェーンを考えれば大きなものですが、従業員頼みというコンビニ、ひいては小売業の構造は、当面続くことになりそうです。
少子高齢化を見越した労働力の不足に対し、一つには、技能実習制度の拡充などをはじめとした、外国人労働者の積極的な受け入れが考えられています。しかし、外国人労働者、特に低賃金労働者の受け入れ拡大は、治安悪化などの懸念があり、ドイツにおけるトルコ人労働者の例を見ても、慎重に考えるべきだと思います。
むしろ、テクノロジーを通じ、少ない人数でも回せる仕組みを作り、従業員一人当たりの売上を伸ばすとともに、その一部を給与に反映させることで、経済の好循環を作るべきでしょう。小売業界以外でも、省力化のための積極的な設備投資とそれを後押しする仕組みが必要なのかもしれません。
【参考記事】
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ12I6N_S6A211C1TI5000/?dg=1
スポンサーリンク
2016-12-13 07:34
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0