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ドラッグ体験のインタビューから思うこと。 [その他]

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薬物体験を持つ作家のインタビュー記事が興味深かったのでシェアします。

【参考記事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160302-00000002-withnews-soci&p=1

『富裕層であれ、貧困層であれ、共通しているのは、未来に対する希望が持てないということ。激しく打ちのめされ、自分自身に期待することを忘れてしまっている。』

『ドラッグをやってない人からすると、「人生を踏み外した気の毒な人」にしか見えてしまうかもしれませんが、決してそうではない。苦しみのなかで翻弄されながら、それでも必死に生きているんです。』

『ドラッグをやってる人は、要所要所でしくじるんですよ。よくなってきたなと思ったらしくじって、全部おじゃんにしてしまう。』

など、体験や多くの薬物常習者と接してきた経験に基づくコメントには、大いに頷かされます。ただ、未来に対する希望が持てないことや、日々の苦しみの中で翻弄されること、要所要所でしくじってしまうことなどは、薬物依存の人に限らず、大なり小なり人が抱えている悩みだと思います。自分に対する尊厳を感じられず、自暴自棄になることもあるでしょう、

もちろん、そこで薬物を使用するか否かは、本人の自己責任と言ってしまえば簡単です。しかし、一人の人間の意思の強さには限界があるでしょうし、気持ちが弱ってしまうことは、誰にでもあるはずです。薬物使用に陥らないよう、または薬物使用に陥った人が立ち直るためにも、家族や友人、知人といった身近な人の様々な助けは不可欠だと思います。薬物常習者に非難の目を向けるのは自然です。ただそれだけでなく、自分が薬物を使用せずに済んでいることに対し、心配をしてくれる周囲の人々に、感謝すべきだと感じました。



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