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普通の人が行う組織犯罪。組織犯罪対策の考え方 [事件]

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埼京線での集団痴漢や、アイドルファンによる集団でのキセル事件など、インターネットでの情報収集・共有による組織犯罪の摘発が続いています。

末尾参考記事では、「いまは一見普通の人間がネットでたやすく組織犯罪を起こす時代」という捜査関係者の声を紹介。組織犯罪というとテロや暴力団を想定しがちですが、インターネットや各種情報共有ツール、交通手段の発達により、犯罪を組織的に行うコストは劇的に低下しており、誰もが組織犯罪に関与する可能性が高まっています。

犯罪を組織で行うことによって、一般に、被害はより大きくなり、捜査は困難になります。また、実行犯を数人摘発しても、犯罪を行う仕組み自体は温存されることが少なくなく、犯行が繰り返される傾向にあります。

これまでの組織犯罪法制の議論では、犯罪「組織」の定義が焦点になりがちでした。例えば、普通の人か犯罪組織の構成員かという、控えめに言って、言葉の遊びに過ぎないような議論に終始していたと思います。しかし、アドホックな人間集団の行う犯罪行為も、立派な組織犯罪であり、多くの被害をもたらすものとして、規制を強めるべきです。

犯罪被害から人々や暮らしを守るために、組織犯罪対策は不可欠となりつつあります。いわゆる共謀罪や、その他の捜査手法の検討なども、現在の犯罪情勢に合わせて議論していかなければならないと思います。

【参考記事】
http://blogos.com/article/265585/


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