SSブログ

次々明らかになる豊洲移転に関する問題。「都民ファースト」はどうすべき? [政治]

スポンサーリンク




築地市場の豊洲移転を巡るブログが良くまとまっていたのでシェアします。

【参考】
http://blogos.com/article/191940/

建物地下のいわゆる「盛り土」を巡る議論や、基準値をはるかに下回るヒ素などの有害物質の検出などが、これまで論点として上がっています。

ブログで引用された橋下徹氏の発言のように、土壌や水質の安全性については、周囲の施設と比べて問題はないと考えるのが自然でしょう。また、これ以上安全性を高める場合、そこにかかる追加コストも無視できません。

一方で、「盛り土」をはじめ、都の意思決定手続きの杜撰さには改めて驚かされます。安全性という実体はどうあれ、手続きのルール違反については、引き続きその過程や背景を明らかにすべきでしょう。

多額の移転費用がかかり、市場関係者のビジネスに直結する豊洲移転。移転延期に伴う様々な負担を最小限にするため、まずは移転の時期や手続きに関するロードマップを明確化し、関係者に予測可能性を与えることが重要だと思います。その際、豊洲近辺の環境につき、実態として概ね問題が無いことが前提となるでしょう。それと並行して、過去の意思決定過程の検証・精査をすべきです。

さて、小池知事が都の意思決定過程の不備に踏み込んだのは大いに評価できるところです。しかし、過去の意思決定の責任追及を最優先して市場の移転が遅れ、結果的に損をするのは、事業者や消費者、納税者です。

小池知事にとっての「都民ファースト」とは何か、バランス感覚が問われていると思います。



スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました