旅費を100円安くするのにかかるコストは？河野前行革大臣の指摘から [政治]
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先日の内閣改造まで行革担当大臣を務めていた河野太郎氏のブログが興味深かったのでシェアします。内容は、国家公務員の出張旅費。出張旅費と言うと、舛添前都知事のような公私混同が一瞬脳裏をよぎりますが、ここでは、その事務処理の煩雑さについてです。
詳細は末尾本文参照として、河野氏の言葉を借りれば、「旅費を百円安くするために時給千円の職員が莫大な時間をかけてチェックしているというのが実態」だそうです。旅費を安くすること自体はよいことですが、それによってさらなるコストがかかっては意味がありません。もちろん、業務に係る人件費は大きなコストであり、同じコストをかけるのであれば、より付加価値を生む業務にアサインすべきなのは、言うまでもないでしょう。
少子高齢化が進み、人口が減少する日本社会では、近い将来（いや、すでに？）人材獲得競争が激化するはずです。その際、日本全体としては、高い付加価値を生み出すことのできる民間部門に、より多くの人材を配置すべきだと思います。そのためには、公共部門の業務効率化は不可避であり、システム投資やクラウドの導入で解決できる分野もあることでしょう。
先日公表された経済対策には、インフラとして、リニアモーターカーや整備新幹線の整備、中小企業支援などが盛り込まれました。公共投資としては、運輸・建設分野だけでなく、公共部門の生産性向上のための投資も併せて必要だと思います。
【参考ブログ】
http://blogos.com/article/185486/
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詳細は末尾本文参照として、河野氏の言葉を借りれば、「旅費を百円安くするために時給千円の職員が莫大な時間をかけてチェックしているというのが実態」だそうです。旅費を安くすること自体はよいことですが、それによってさらなるコストがかかっては意味がありません。もちろん、業務に係る人件費は大きなコストであり、同じコストをかけるのであれば、より付加価値を生む業務にアサインすべきなのは、言うまでもないでしょう。
少子高齢化が進み、人口が減少する日本社会では、近い将来（いや、すでに？）人材獲得競争が激化するはずです。その際、日本全体としては、高い付加価値を生み出すことのできる民間部門に、より多くの人材を配置すべきだと思います。そのためには、公共部門の業務効率化は不可避であり、システム投資やクラウドの導入で解決できる分野もあることでしょう。
先日公表された経済対策には、インフラとして、リニアモーターカーや整備新幹線の整備、中小企業支援などが盛り込まれました。公共投資としては、運輸・建設分野だけでなく、公共部門の生産性向上のための投資も併せて必要だと思います。
【参考ブログ】
http://blogos.com/article/185486/
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2016-08-05 19:00
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