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錯綜する経済指標。経済回復のカギは? [経済]

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原油安や中国経済の減速など、世界にデフレ要因が溢れている現状、日本では企業が価格の引き下げを抑制しているというニュースです。背景としては、人手不足と消費の高級化が指摘されています。

【参考ニュース】
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20151116-00000051-biz_reut-nb

人手不足で給与や採用などの人材コストが上がるとともに、「プチ贅沢」などに表される消費の高付加価値化が進んでいる模様です。前者は賃金や待遇改善委つながり、後者は付加価値を高めるための研究開発につながることから、長期に渡るデフレにあった日本経済全体にとっては必ずしも悪い話ではないでしょう。

さて、在庫取り崩しや設備投資の鈍化で、7~9月期のGDPが四半期二期連続でのマイナスとなった一方、16年3月期の上場企業の経常利益率(要は「稼ぐ力」)が過去最高を記録する見込みなど、経済の各種指標には、よい話も悪い話も入り乱れており、予断を許しません。

失業率こそ低く抑えられているものの、労働市場改革や賃上げ、設備投資が必ずしも進まぬ状況に、マクロ経済的には焦れったい状況が続いています。確かにマクロ経済政策は経済全体のために重要です。

ただ、自分の家計含め、マクロ経済の動向が今日明日のミクロ経済に直接降りかかるかと言えば、必ずしもそうではないでしょう。

企業や個人としては、良質な製品やサービスを提供するために知恵を絞って必要な投資をし、生活を楽しくするためにできる範囲でお金を使うという、今日よりちょっと楽しい明日にするために行動することが、ミクロレベルの経済回復のカギなのかもしれません。


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