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中国軍艦が尖閣諸島の接続水域を通過!執拗な挑発にど対応するのか [国際]

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日本が領有する尖閣諸島の接続水域に、中国海軍の艦船が初めて侵入しました。政府はこれに対し中国に厳重に抗議するとともに、改めて米軍との情報交換、連携を確認した模様です。

領海とは異なり、接続水域での艦船の通行は、密輸など日本の法律に反する活動の恐れが無い限り原則として自由ですが、尖閣諸島の領有権を主張する中国のしかも軍艦の通行は、重大な挑発行為と解せるでしょう。

南シナ海を見るまでもなく、中国の海洋進出は、あからさまな軍事力行使と、他国への配慮や説明の不在、そして何より執拗さが際立っています。尖閣付近での直接的な軍事衝突は、経済的な影響も大きく、日本はもちろん、中国の指導層も必ずしも望まないでしょう(もし軍事衝突を辞さないつもりなら、南シナ海のようにさっさと実効支配するはずです)。

だからこそ、執拗な挑発で日本が倦み疲れ、日本が国際的な非難に値する暴発を促すことが中国の狙いなのではないでしょうか。

重要なのは、挑発に対して外交上適切な措置を倦むことなく続けることと、米軍との連携に加え、挑発行為がエスカレートした場合の対応をシミュレートして、軍事衝突の可能性について、中国に伝えておくことでしょう。また、中国の対応について、国際社会に喧伝し潜在的な中国包囲網を形成することも必要かもしれません。

それにしても、尖閣近辺の現場で対応する自衛隊等の方々のストレスは、相当なものがあると思います。ストレスと世論の状況によっては、国益を踏まえた組織の統制よりも個人的な良心で行動し、不測の事態が発生してしまうケースが出るかもしれません。

中国への抗議は当然ですが、一国民として、過激な世論に安易に同調しないことも大事なのだと思います。

【参考記事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160609-00000105-mai-pol




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