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日本のAVは全て強制出演?NPO報告に関する論争について [事件]

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日本のAV業界における女優の強制出演を指摘したNPO法人の報告書が話題になっています。また、これに対し元AV女優でコラムニストの川奈まり子氏が必ずしも強制が多いわけではない旨など反論し、議論がさらに盛り上がりを見せることに。

もちろん、報告書に指摘されたような、個々の悲惨な被害に対するサポートや悪徳業者への厳罰は必須です。そのために、契約や安全性に対する規制を新たに設けたり、その遵守をより強く求めるべきです。また、そこから違反した業者を罰し、退場させることも必要でしょう。

一方で、一部の極端な事例を根拠にAV全体を否定するのは、知的な態度とは思えません(ちなみに川奈氏の指摘によれば、報告書の事例が4年間で93件だったのに対し、年間のAV発売数は18,000点以上とのことです)。そして、殺人事件や交通事故が無くならないように、どれだけ規制をしたとしても、悲惨な事件や事故が起きりうることは否定できません。

そうであるならば、当事者の営業の自由や職業選択の自由を尊重した上で、どうしたら被害者(主に出演女性)の弊害を少なくできるかについて、知恵を出し合うべきではないでしょうか。川奈氏のfacebookによれば、NPO代表の伊藤氏とは理性的なやりとりが取られた模様ですが、今後の議論の展開に注目したいところです。ともあれ、AVに限らず、自分の気に入らない主張や現実を頭ごなしに否定せず、どれだけ寛容で、どれだけ理性的でいられるかが、具体的な改善策を検討する上で問われるのだと思います。

【参考記事】
http://www.j-cast.com/2016/03/07260626.html?p=all


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