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慰安婦問題で日韓政府が合意!外交的な使い道は・・・ [国際]

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慰安婦問題を巡る日韓関係に、一応の決着がつきそうである。合意文書の詳細を読んではいませんが、謝罪や、基金の設立、不可逆的な解決について合意されたとすれば、日本としては悪い話ではないと思います。

今回の合意は、中韓の連携推進に待ったをかけ、米国およびその他の国に対し、あれほど慰安婦ロビーに熱心だった韓国を「黙らせる」旨合意を結んだ日本の課題解決力をアピールすることにつながります。良好な外交関係の構築が10億円程度で済む話であれば正直安いものであり、日本は金こそ払うが、法的責任に触れておらず、謝罪だって、河野談話をはじめ、良くも悪くもこれまで通りの線でいける話でしょう。

むしろ、韓国国内世論の鎮静化の方が大変なのではないかと思います。朴政権もこの合意を外交的な成果にしたいはずであり、そのためには日韓友好モードを演出しなければならず、韓国内でのいわゆる反日的な言動にブレーキをかける必要が出てくるに違いないでしょう。

韓国との関係改善に成功し、韓国が親日の方向に動き出せば、拉致問題をはじめ安全保障上のリスク要因である北朝鮮を揺さぶる道具として活用できます。そうでなくても、親日反日で韓国世論が混乱して国内の政争が激化することになり、最低でも、韓国の執拗な反日プロパガンダから一息つけることになるはずです。

もちろん、韓国のゴールポストが大きく動く懸念は否定できませんが、今回の合意がありアメリカも評価する旨の声明を出している以上、その際には韓国側の方が国際的なダメージが大きいと思います。

日本としては、この合意を対米、対中、対露、対北朝鮮など、外交上最大限利用すること検討すべきでしょう。同時に、慰安婦が含まれるとされる女性の人権問題の改善に関し、これまでどおり、引き続き前向きな姿勢を示すことが重要だと思います。

【参考ニュース】
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015122800595


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