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雑感、南北首脳会談 [国際]

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韓国と北朝鮮の南北首脳会談と、その結果である板門店宣言が大きく報じられています。南北首脳会談や朝鮮半島の和平、非核化に向けたプロセスに日本が主導権を発揮できなかったことや、拉致問題の解決への進展が未知数であることなど、日本にとっての課題は無いわけではありません。

ただ、朝鮮半島の非核化に向けた動き自体は、日本の安全保障にとっても間違いなくプラスです。その意味では、今回の会談には一定の評価はできるとともに、今後予想される米朝首脳会談では、非核化の具体的な方法論やロードマップの議論になることでしょう。

米中露の狭間で独自の外交を目指す北朝鮮にとって、アメリカとの直接対話と、アメリカによる体制保障は、いわば国家目標だったと思います。米朝首脳会談は、その実現のための大きな一歩であることは間違いありません。
今回の会談で報じられた金正恩委員長の笑顔には、国家目標実現への自信と楽観すら感じられる気がします。

その一方、南北会談にこぎつけるまでに、政府要人の度重なる粛清、金委員長の実兄である金正男氏の暗殺、そして招いた経済制裁による経済の混乱など、北朝鮮は国内外で多くの犠牲をもたらしました。

今回の平和プロセスが、金委員長と文大統領の単なるパフォーマンスではなく、北朝鮮の国民も含め、近隣諸国の人々がより幸福な暮らしを求めることができるような、未来に向けた一歩となることを期待します。

≪参考記事≫
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180428-00000531-san-kr


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