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理事としての責任は何か?貴乃花親方の処分について [事件]

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元横綱日馬富士関の暴力事件に関連し、被害者である貴乃岩関の師匠貴乃花親方に対し、理事解任の降格処分が下される見込みとなりました。理由は、暴力事件に関する相撲協会への報告義務違反などです。

ネット上では、暴行事件の現場にいた横綱白鵬関や、日馬富士の師匠の伊勢ヶ浜親方、八角理事長などの処分と比べ、重すぎるのではないか、との意見も少なくありません。ただ、刑事事件としての責任追及と、相撲協会という組織内の責任は一応分けて考えるべきだと思います。

理事としての職務上の義務違反や、その後の貴乃花親方の対応は、協会の事態把握を遅らせ、対応が後手に回った要因の一つだと思います。その意味では、相撲協会の立場として、貴乃花親方に対し何らかの責任を問うことは当然でしょう。

加えて、貴乃花親方が協会の姿勢や対応に危惧や懸念を抱いていたとしても、貴乃花親方はその理事の一人であり、相撲協会の規約や組織運営に影響力を及ぼせる立場のはずです。そうであれば、いたずらに協会との対決姿勢を示すのではなく、組織の中で改革や改善を目指すべきだったのではないかと思います。

もっとも、相撲協会のガバナンスについては、報道で見る限り、大いに改善の余地があることは、いうまでも無いと思います。幸いなことに、貴乃花親方は理事として再選されることが濃厚だそうです。今回の暴行事件とその対応を教訓に、貴乃花親方はじめ、関係者の方々のいっそうの努力を期待したいところです。

【参考記事】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171229-00000001-wordleafs-fight&p=1


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