SSブログ

必要なのは労働力だけ?介護と技術について [経済]

スポンサーリンク




介護における技術導入の積極化を紹介した記事が興味深かったのでシェアします。

記事の指摘のとおり、労働集約型と考えられがちな介護労働も、ITや機械の積極的な導入により、知識集約型への転換を進める余地はまだまだあるはずです。それによって、離職者の減少や、利用者の満足の向上も図れるでしょう。かつて労働集約型と考えられてきた日本の製造業でも、FA機器やロボットの導入が進んでおり、それらFA機器やロボットのさらなる技術向上を促すという循環ができつつあり、大いに様変わりしています。

一方介護では、技能実習制度や在留資格制度の改正により、外国人労働者を比較的低賃金で働かせる施策にウェイトが置かれているように見えます。

もちろん、足りない人材を緊急に補うことは必要でしょう。しかし、中長期的に見た場合、足りない人手を補うための設備投資は、日本の内需拡大や技術力向上にも役立つはずです。加えて、先進国のみならず、一人っ子政策により急速な高齢化が進むであろう中国など、介護のビジネスモデルを輸出する市場は広がりつつあるでしょう。

介護事業者の設備投資を促す仕組み、例えばM&Aの促進による経営力の強化や、設備投資資金の融通、ベンチャー含めたメーカーと介護事業者のマッチング等の強化を施策として実施することが望まれると思います。

【参考記事】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161101-00014077-forbes-bus_all&p=2


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました