SSブログ

川香苑の皮蛋豆腐 [食べ物系]

スポンサーリンク




新宿歌舞伎町に様々ある中華料理屋。上海小吃の雰囲気もよいし、龍門の辛口チャンポン麺も悪くはないのですが、やはり味としての好みは川香苑。歌舞伎町に二店ありますが、靖国通り近く、二階にある本店の方が雰囲気は好きです。

四川料理の店と銘打つだけあって、麻婆豆腐は流石です。唐辛子と山椒の効いた辛さは、辛いものが得意でない僕でも辛さと美味さを感じる絶妙のバランスであり、豆鼓の旨みもしっかり。白飯と併せれば、胃袋に滝の如く流れ込むことでしょう。

口水鶏も、セロリのサラダもよいし、個人的には豚足を煮たスープも好きなのですが、ここで敢えて推したいのが皮蛋豆腐であります。

皮蛋豆腐というと、スライスした皮蛋が豆腐の上に乗っている姿を想像するかもしれません。しかし川香苑のは一味違う。もちろん、皮蛋と豆腐は構成要素ではあります。何が違うというと、その絢爛さ。豆腐の上に皮蛋が乗っているのは同じですが、皮蛋は細かく刻まれ、山芋や胡瓜のみじん切りや、湯通ししたエビと混ざられて豆腐上に鎮座しているのです。

当然見た目も豪華ですが、食感や味のハーモニーがやたら楽しい。皮蛋のコク、山芋や胡瓜のジャキッとした歯触り、海老のプリッとした感触、それらの根底にある豆腐のマイルドさと淡白さ。それらが入れ代わり立ち代わり口の中で顕現し、やたらと賑やかで、それでいて皮蛋豆腐としての統一感を失わない感じなのです。

量もそれなりにあるので、女性が一人だったら、一食をこれで済ましてもよいかもしれません。

これから暑くなる季節、四川料理で汗をかくのも一興ですが、同じ四川料理屋で、ひんやりとした皮蛋豆腐に涼を求めるのも、また、悪くないのではないでしょうか。


スポンサーリンク



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました