スズキよお前もか。。。燃費データの不正取得について [経済]
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燃費データの不正取得が自動車業界を揺るがしています。経営再建のため日産傘下に入った三菱自動車に続き、今度は軽自動車の雄スズキ。財閥系企業とカリスマ的経営者が率いる企業との違いはあれど、前者は経営者に情報が届かず、後者は経営者が必要な投資を怠って、同じ結果に至りました。
そこに共通するのは、組織の閉鎖性と外部ルールの軽視だと思います。
自動車の性能において、安全性などと比べれば、燃費性能の検査に関するルールは優先度が低いかもしれません。しかし、ルールを守る同業他社からすればその違反は競争の前提を覆すいわばズルであり、ひいては、日本の自動車産業全体の信頼性やブランドイメージに影響しうるでしょう。その不利益は、長い目で見て、一企業の利害得失では測りきれないものです。
かつて(今でも?)、日本の優れたモノづくりは国内外で大いに喧伝されてきました。ただ、実際にはどんなにいいモノを作ろうと、ルールを守れない企業が作るモノは消費者から信用されません。そして、信用は一度失えば、回復にかなりの時間がかかります。幸い、新興国を中心に、日本製品のブランドイメージはまだまだ良好のようです。そのイメージを壊さぬよう、本件、厳しい対処と再発防止策が必要だと思います。
【参考記事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000066-san-bus_all
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燃費データの不正取得が自動車業界を揺るがしています。経営再建のため日産傘下に入った三菱自動車に続き、今度は軽自動車の雄スズキ。財閥系企業とカリスマ的経営者が率いる企業との違いはあれど、前者は経営者に情報が届かず、後者は経営者が必要な投資を怠って、同じ結果に至りました。
そこに共通するのは、組織の閉鎖性と外部ルールの軽視だと思います。
自動車の性能において、安全性などと比べれば、燃費性能の検査に関するルールは優先度が低いかもしれません。しかし、ルールを守る同業他社からすればその違反は競争の前提を覆すいわばズルであり、ひいては、日本の自動車産業全体の信頼性やブランドイメージに影響しうるでしょう。その不利益は、長い目で見て、一企業の利害得失では測りきれないものです。
かつて(今でも?)、日本の優れたモノづくりは国内外で大いに喧伝されてきました。ただ、実際にはどんなにいいモノを作ろうと、ルールを守れない企業が作るモノは消費者から信用されません。そして、信用は一度失えば、回復にかなりの時間がかかります。幸い、新興国を中心に、日本製品のブランドイメージはまだまだ良好のようです。そのイメージを壊さぬよう、本件、厳しい対処と再発防止策が必要だと思います。
【参考記事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160519-00000066-san-bus_all
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2016-05-19 18:25
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