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「格安」はどこまで悪か?とりあえず保育で考える [経済]

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保育園やレーシックにおける「格安」を問題視した記事です。

【参考記事】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160127-00000003-sasahi-soci

確かに、「格安」というと、品質の悪さや働く人の待遇やモチベーションが気になります。

保育に関して言えば、もちろん、全体的な保育士の業務の見直しと待遇改善の底上げがまず必要になるでしょう。

そのためには、公的な支援の導入に加え、IoTやロボットなどを用いた子どもを見守る技術の普及や、イベント企画・事務作業・雑務のアウトソーシングなど、設備投資や経営の工夫で、少ない人数でも保育に専念できる環境を作ることが第一だと思います。

一方で、保育料が多少安くても預けたいと考える保護者の切実なニーズにも、対応する必要はあるはずです。

保護者がきちんと意思決定できるよう、金額により、何がどこまでできて何ができないのか、分かりやすいフォーマットでリスク開示を明確にすることが重要でしょう。加えて、ルール違反の不適切な業者を速やかに市場から退場させる仕組みも欠かせません。

子育てへの安心は、子育て世帯が働くために不可欠です。とはいえ「安心」の定義や程度へのニーズは様々。サービス全体の質を底上げしつつ、質の劣る施設を排除し、多様な施設展開を支える制度設計や経営が求められていると思います。


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