宜野湾市長選で現職勝利。普天間移設のその先は・・・

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米軍普天間基地の移設に関し影響があるとされた宜野湾市長選。24日の投開票で、自公が推す現職の佐喜真淳氏が勝利しました。

宜野湾市長選挙で佐喜真氏は、辺野古への移設自体を主張しなかったものの、政府与党との協調により、辺野古移設への手続きが加速することはほぼ間違いないと考えられます。沖縄の米軍基地問題には様々な側面がありますが、やはり当面の課題は長年危険性が指摘されている普天間基地の移設であり、辺野古移設での日米合意があることを考慮するならば、まずはそれを優先したほうがよいでしょう。

一方で、米軍専用施設の70％以上が沖縄にある点、沖縄の方々の日本本土への不信感を醸成している側面があることは否定できないと思います。沖縄の米軍基地問題において、辺野古移設は、短期的なイシューの一つです。それに加え、米国との集団安全保障の中で、米軍基地を日本国内でどのようにシェアしていくか、中長期的なロードマップの策定とそのための沖縄県外へも具体的な働きかけに向けた検討も、合わせて始めるべきだと思います。

【参考記事】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160125-00000005-okinawat-oki

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タグ：普天間 宜野湾市長選 米軍基地 辺野古