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児童買春の温床、秋葉原。その事実は? [国際]

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秋葉原の現状に関する取材記事が興味深かったのでシェアします。

【参考記事】
http://toyokeizai.net/articles/-/99154

米国務省の人身取引報告書や国連の人権委員会において批判される児童買春や児童ポルノの、土地的な象徴される秋葉原。

ただ、それらの批判の背景には、日本の人権団体の方々が、いわゆる外圧を利用して国内の対策を推進するため、海外の人権団体等に問題提起し、それを無批判に信じた外国の政府機関や国際組織が日本の状況を批判するという構造が、出来上がっているようです。ちなみに、私が昔関与したことのある人身取引対策は、まさにその展開であり、当時はフィリピンパブが注目されていました。

もちろん、ときおり摘発がなされるように、違法行為や、働く女性たちが搾取されている事態が存在することは否定しません。その対策を真摯に考え、訴え、実行に移すことは必要です。

しかし、外圧を作るために、事実と異なる、もしくは個々の事実を著しく拡大してそれが社会全体として一般であるかのように国際的に伝えることは、弊害が大きすぎると思います。例えば、慰安婦問題です。日韓の大きな政治課題になってしまった結果、両国関係に長年にわたり大きな影を落としています。

おそらく、全ての人権団体の方々がそうではないでしょうし、また、国際的にアピールする方も、国内で悲惨な状況にある人々への手当てが進まないことに苛立ちを覚えてのこととなのだと思います。ただ、そのような真摯な思いは、時に、誤った事実の普及に伴う偏見と、合法なサービスを提供しまたは享受する層への不当な差別につながりかねません。

違法行為や働く方々への不当な搾取は厳しく取り締まられるべきですが、そのために外圧に頼り過ぎるのは、その影響力を鑑みると、首肯できません。国内の関係者を説得する地道な努力も、同じくらい必要なのだと思います。



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