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月村了衛さん「ガンルージュ」2月19日発売! [読書]

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「機龍警察」シリーズ、「土漠の花」「コルトM1851残月」など。SF小説、警察小説、冒険小説、時代小説の地平を全方位驀進中の月村了衛さんの最新作、「ガンルージュ」単行本の発売が決まりました!

懲りもせず、今回も、主に警察庁はじめ官庁の動きに関して執筆協力をさせていただいているので、つい嬉しくなり、この場でも紹介させていただきます。

『韓国特務工作員に愛息を拉致された元公安でシングルマザーの律子。息子を奪還すべくバディを組んだのは、訳ありの女性教師だった。』(Amazonより)

三十代女性二人(シングルマザーと独身教師)の活劇はもちろん、ほの見える日韓の国際政治、日本の国内政治や警察内部の路線対立、拉致された子どもたちの成長などなど、相変わらずのてんこ盛り。それをしっかりと読ませる手腕は、原稿段階でも、毎度毎度驚かされます。

見どころの一つは、月村さんもインタビューで述べてましたが、女性教師(豊満)のキャラクター。設定はもちろん、ほろ苦い過去を思い出しつつ、抜群の運動神経で危機を乗り越える姿は、本人の真剣さを超えてついニヤリとします。

個人的には、警察内部の路線対立とその収束の過程は、ぜひ見ていただきたいです。まさか昔の経験(の一部)をほぼドンピシャで使えるとは思いませんでした。。。

別冊文芸春秋で連載されていた本作。ただ、他の作品もそうですが、連載から単行本化にあたり渾身の見直しをするのが月村さんの常。今回も、さらにブラッシュアップされるのは間違いありません。

未読の方はもちろん、連載で一通り読んだ方も、いま最も注目される作家の本で棚を彩ってみませんか?

【Amazon:ガンルージュ】
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A5-%E6%9C%88%E6%9D%91-%E4%BA%86%E8%A1%9B/dp/4163904050


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