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赤い星雑感 [食べ物系]

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中国の赤い星と言えば、エドガー・スノーによる中国共産党の記録ですが、サッポロの赤い星と言えば、サッポロラガービールに他なりません。個人的には、サッポロラガービール、食中酒として秀逸だと思っています。

10年近く前何気なく入ったラーメン屋で餃子&ラーメンと嗜んだのがなれ初め。 ラーメン屋のビールなのに、赤い星のラベルにそこはかとない自己主張感を感じ、注文してみました。飲み下せばあくまで淡く、それでいて炭酸とホップの苦みがさらりと駆け抜け、 しっかりとビール感があります。

以来、サッポロラガーがあればとりあえず注文してみることに。中華はもちろん、洋食でも、刺身にも合う。というか、いろいろ合わせてみるのが楽しいとすら思います。 ビールがサッポロラガーだと、他の条件はともあれ、その飲食店に甘くなってしまうのは否めません。

プレミアムモルツもエビスも一番搾りも旨いのですが、料理によっては、ビールの 個性が強過ぎと感じる時があります。スーパードライの辛口も、辛口ゆえの合わなさが鼻につくと感じてしまうことが。場違いな衣装を着た美女のように。

サッポロラガーの楚々とした存在感は、私の乏しいビール経験を浚っても、 国内外であまり例がありません。敢えて言えば、ハートランドが近いでしょうか。あくまでジョッキではなく、原則として瓶のみというのも、潔いところ。

決して主役のビールではないのかもしれないが、傍にいるとありがたい。 サッポロラガービールはそんな存在であり、いつまでも、そのままでいてほしいと思うのであります。



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Hal

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by Hal (2019-08-10 21:18) 

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