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経済成長しても格差が拡大するのはなぜ?労働分配率のはなし [経済]

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日本における格差拡大を解説した記事が分かりやすかったのでシェアします。大きな要因として、経済全体で、労働分配率(ざっくりいって、賃金)と比較して資本分配率(ざっくりいって、利子やキャピタルゲイン)が高い傾向にあるためとの指摘です。

【参考記事】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151123-00093693-toyo-bus_all&p=1

貧困層は概ね金融資産を持っていないか、持っていたとしてもわずかであることから、資本の増加によって経済全体が成長したとしても賃金は上がらず、金融資産を持っている富裕層がますます豊かになるという構図。

個々人の努力や生まれなどで格差が生じることは当然です。一方で、格差の拡大による貧困層の増加は、消費の停滞を生むとともに、世帯の教育レベルの低下により経済成長を損ねるため、巡り巡って富裕層への影響も避けられません。その意味では、貧困層の増加を食い止める施策が必要です。

再分配政策だけでなく、国内の消費と設備投資を活性化することで、経済における労働分配率を高める施策も重要でしょう。例えば、富裕層向けの製品・サービス開発に向けた投資の促進など、政策面での取り組みが望まれます。



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