民主党解党？！模索の野党再編について

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民主党内の有力者である前原氏や細野氏が、維新の党との合流を巡り、岡田代表に民主党の解党を申し入れたと報じられています。

確かに、強力な政権与党である自民党公明党に勝つために野党の勢力結集は不可欠です。直近の国政選挙は来夏の参議院選挙であり、それを考えるならタイミング的にはギリギリでしょう。

ただ、野党勢力を結集する旗印が政権打倒だけでは、あまりに寂しい話です。

安倍政権と分かりやすく対立軸を作るなら、例えば、安全保障政策は、米国等との集団安全保障よりも、自主防衛力の強化に重点が置かれるでしょう。経済政策であれば、企業の競争力強化ではなく、個人の可処分所得増加を目指すことになるでしょう。税制であれば、法人減税・消費増税ではなく、消費減税・所得税の累進性強化になるでしょう。

ただ、このような対立軸で野党が合意できるかは微妙です。

野党においては、地方の人々から膝詰めで話を聞いたり、専門家と議論して知見を深めたり、海外要人との人脈を作ったりなど、まだ少なくとも2～3年は、政策を練る足腰づくりの時期なのではないかと、個人的には思います。

【参考記事】
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/ASHCD4WKNHCDUTFK00C.html

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タグ：民主党 維新の党 安倍政権